アイオロス |
:おい、エセル。なんかこのシチューいつものに比べてドロドロしてないか? |
サガ |
:ごめん。日本の学生から"MOCHI"を貰ったから、シチューに入れてみたんだ。そうしたら、どうやら溶けてしまったらしくて…。
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アイオロス |
:ふーん。まあ、別に味は変わらないからいいけど…。ところで、肉は? |
サガ |
:アイオロス……もうクリスマス休暇でガチョウ1羽、殆ど君が消費したじゃないか…。 |
アイオロス |
:あれはもう10日以上も前の話だろう? |
サガ |
:本気か? まだ一週間しか経っていないよ?(汗) |
アイオロス |
:ちっ。引っかからなかったか…。 |
サガ |
:駄目だよ…そんな肉食に偏った食生活は絶対に良くない。今年からは、本当に変えていくからね。 |
アイオロス |
:お前なぁ…そんな、何が体にいいとか悪いとか、そんな事考えて生きてて楽しいか? |
サガ |
:そんな事を考えなくてもいい生活に心からなりたいよ…。 |
アイオロス |
:じゃあ、止めろ。
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サガ |
:是非そうしなくてもいいように、君が態度を改めてくれ給えよ…(嘆願) |
アイオロス |
:俺は俺の生きたい様にしか生きないぞ? |
サガ |
:(嘆息) |
アイオロス |
:ところでお前、今年の目標とかあるのか? |
サガ |
:今年は研究室に予算が少し余計についたから、フィールド・ワークを充実させたいな。 |
アイオロス |
:やりたい事があったら早めにやっとけよ? うちの今年の目標は、今年こそ子供をつくる! だからな。 |
サガ |
:(それは、心の底から出来ないから…と言っても聞こえないんだろうな…) |
アイオロス |
:そのつもりでしっかりメシ食えよ、エセル。 |
サガ |
:(だから、エセルじゃないって…と今年も何度も言わなくてはならないんだろうか…涙) |
アイオロス |
:特にカルシウムだ。お前は血が薄いから日光にも当たって、適度に運動して、牛乳飲めよ。 |
サガ |
:(去年の私の努力はなんだったんだろう…どうして私の言った事をこうも無視できるかな…暗) |
アイオロス |
:どうした? 食べないのか? そんなんだからお前、いつまで経ってもトリガラなんだぞ? |
サガ |
:(そこまで、痩せてないし…トリガラなんて言われたら、傷つくよ…君の好みじゃないことは先刻承知なのだから、言わなくてもいいじゃないか…新年そうそう…泣) |
アイオロス |
:おい? 何新年そうそう鬱になってるんだ? |
サガ |
:(そうさせているのはどこの誰?) |
アイオロス |
:心配しなくても、子供が出来てもお前の事も大事にするぞ?(笑) |
サガ |
:(もう、なんとでも言っててくれ…) |
アイオロス |
:ほら、さっさと食えよ。でないとまたベッドに連れ戻すぞ? |
サガ |
:ちょっ…! 待って! 食事…さっき、出てきたばっかりじゃないか…!! |
アイオロス |
:俺はもう食った。お前も運動すれば少しはお腹も空くだろう♪
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サガ |
:そんな…!! それで太れなんて、無理だ…!! |
アイオロス |
:じゃあ、食べさせてやろう♪ |
サガ |
:一人で食べられる…! |
アイオロス |
:遠慮するな♪ 今年も宜しくな! 奥さん♪ |
サガ |
:!!!!! |
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