アイオロス | :よし! |
サガ | :凄いな。結局プロテクトしたんだ…。 |
アイオロス | :まあな。えせるがここを気に入ってるのは構わないんだが、茶物体がここでしょんべんするからな。ソファの裏は立ち入り禁止だ。 |
サガ | :よく出来てるね…これ、全部ダンボールかい? |
アイオロス | :そう。これは試作品第一弾。この形でえせるが破壊したりどこか抜け道を開発しなければ、ぼちぼち木で綺麗に作り直す。 |
サガ | :そうか…ダンボールなんてえせるがすぐにボロボロにしそうだと思ったけれど、これ試作品なんだ…。 |
アイオロス | :おっ! 早速えせるがうろうろしだしたぞ?(笑) そうか? あっちに行きたいか? でも、行けないんだぞぉ? えせる♪ |
サガ | :(なんか、楽しそうだな…アイオロス) |
アイオロス | :うおっ! 早速噛むな! こら! 破壊に走らないの! 女の子なんだから! |
サガ | :(やっぱり…。えせる、ダンボール好きだからね…) |
アイオロス | :おっ! なんだ、ジャンプか! おい、エセル! えせるがソファの上にジャンプして飛び乗ったぞ! |
サガ | :うん。じゃあ、私は夕飯の支度をするよ。今晩は何がいい? |
アイオロス | :サラダとかいうウサギの食いモンがテーブルの上に乗ってなけりゃなんでもいいぞ? あ、昨日買ったブラッツェがあったたろう? それとベーコンと付け合せの野菜はイモでいいな。 |
サガ | :却下。ブラッツェは付けるけど、それと同じ重さ分の野菜も… |
アイオロス | :うわっ!! えせる!!! 止めなさい!! 下りなさいっ、危ないから!! |
サガ | :凄い…どうやってそんな所に上ったんだい…? |
アイオロス | :ジャンプして、無理矢理よじ登ったぞ…(汗) こら! えせる! ソファの背中の上なんて歩かないの! おいおい、うろうろするな! って、まさか、下りれないのか??(汗) |
サガ | :ロス、ダメだよ、こっちから捕まえようとしたら、きっとソファの後ろに落ちる。 |
アイオロス | :げっ! 結構高さがあるじゃないか…おいエセル、お前、リンゴか何か持って来てえせるをこっち側に下りさせろ。 |
サガ | :じゃあ、君もえせるを驚かさないで… |
ぼとっ。 | |
アイオロス | :………おい…。 |
サガ | :何? えせるは? |
アイオロス | :落ちたぞ、あいつ。 ぼとっ、と。 |
サガ | :…え? |
アイオロス | :こう、コロッ、とでもなく、ズルッとでもなく、ぼとっ、と…。 |
サガ | :そんな! ロス、腕組みして感心してる場合じゃ…! え? どうして私を見てるんだ? |
アイオロス | :いや……お、居る居る。ソファの裏で、落ちたという事に気付いていないように、うろうろしている…。まあ、目的は達成したから満足なのか…? |
サガ | :あ、ほんとだ…良かった。怪我はしていないみたいだな…(安)。 |
アイオロス | :………。 |
サガ | :…何? おかしな顔をしているか? |
アイオロス | :…いや…ドンくさいヤツだなぁ…と思って。 |
サガ | :……誰が? |
アイオロス | :お前らが。 |
サガ | :落ちたのは「うさぎ」のえせるだ! |
アイオロス | :やっぱ名前がいけなかったか…ドン臭さが移ったか…(ぶつぶつ)。 |
サガ | :失礼な! 私はそれなりに運動神経はある! |
アイオロス | :本当に? だって、お前、もう俺に捕まってるじゃないか!(笑) |
サガ | :! |