2007年 エインズワースさん宅の2月のある日から

アイオロス :よし!
サガ :凄いな。結局プロテクトしたんだ…。
アイオロス :まあな。えせるがここを気に入ってるのは構わないんだが、茶物体がここでしょんべんするからな。ソファの裏は立ち入り禁止だ。
サガ :よく出来てるね…これ、全部ダンボールかい?
アイオロス :そう。これは試作品第一弾。この形でえせるが破壊したりどこか抜け道を開発しなければ、ぼちぼち木で綺麗に作り直す。
サガ :そうか…ダンボールなんてえせるがすぐにボロボロにしそうだと思ったけれど、これ試作品なんだ…。
アイオロス :おっ! 早速えせるがうろうろしだしたぞ?(笑)
  そうか? あっちに行きたいか? でも、行けないんだぞぉ? えせる♪
サガ :(なんか、楽しそうだな…アイオロス)
アイオロス :うおっ! 早速噛むな! こら! 破壊に走らないの! 女の子なんだから!
サガ :(やっぱり…。えせる、ダンボール好きだからね…)
アイオロス :おっ! なんだ、ジャンプか! おい、エセル! えせるがソファの上にジャンプして飛び乗ったぞ!
サガ :うん。じゃあ、私は夕飯の支度をするよ。今晩は何がいい?
アイオロス :サラダとかいうウサギの食いモンがテーブルの上に乗ってなけりゃなんでもいいぞ? あ、昨日買ったブラッツェがあったたろう? それとベーコンと付け合せの野菜はイモでいいな。
サガ :却下。ブラッツェは付けるけど、それと同じ重さ分の野菜も…
アイオロス :うわっ!! えせる!!! 止めなさい!! 下りなさいっ、危ないから!!
サガ :凄い…どうやってそんな所に上ったんだい…?
アイオロス :ジャンプして、無理矢理よじ登ったぞ…(汗) こら! えせる! ソファの背中の上なんて歩かないの! おいおい、うろうろするな! って、まさか、下りれないのか??(汗)
サガ :ロス、ダメだよ、こっちから捕まえようとしたら、きっとソファの後ろに落ちる。
アイオロス :げっ! 結構高さがあるじゃないか…おいエセル、お前、リンゴか何か持って来てえせるをこっち側に下りさせろ。
サガ :じゃあ、君もえせるを驚かさないで…
   
  ぼとっ。
   
アイオロス :………おい…。
サガ :何? えせるは?
アイオロス :落ちたぞ、あいつ。 ぼとっ、と。
サガ :…え?
アイオロス :こう、コロッ、とでもなく、ズルッとでもなく、ぼとっ、と…。
サガ :そんな! ロス、腕組みして感心してる場合じゃ…! え? どうして私を見てるんだ?
アイオロス :いや……お、居る居る。ソファの裏で、落ちたという事に気付いていないように、うろうろしている…。まあ、目的は達成したから満足なのか…?
サガ :あ、ほんとだ…良かった。怪我はしていないみたいだな…(安)。
アイオロス :………。
サガ :…何? おかしな顔をしているか?
アイオロス :…いや…ドンくさいヤツだなぁ…と思って。
サガ :……誰が?
アイオロス :お前らが。
サガ :落ちたのは「うさぎ」のえせるだ!
アイオロス :やっぱ名前がいけなかったか…ドン臭さが移ったか…(ぶつぶつ)。
サガ :失礼な! 私はそれなりに運動神経はある!
アイオロス :本当に? だって、お前、もう俺に捕まってるじゃないか!(笑)
サガ :!