今日、大学の学部時代の友人のステファン(と言っても彼は早々に文学科を飛び出し企業就職してしまったのだが)に会って久しぶりに飲んだら、自慢げに一枚の紙を見せられた。
「オレ、慈善活動に貢献してきたんだよ」
いやに楽しそうに言うので、渡された紙を眺めてみると、彼のサインの横にゴム印を捺しただけの簡単な書式。
確かに何かのチャリティイベントの参加証明のようで、主催者は「マリー・ストープス・インターナショナル」となっている。
マリー・ストープス・インターナショナル……
確か、家族計画の国際慈善機関だったような気がするのだが……
「はやいとこスポンサーに金もらって、ここに小切手送らないとな」
一体何のチャリティなんだと聞いたら、彼の記録に従ってスポンサーが出資し、それをマリー・ストープスがAIDS撲滅運動などの基金に当てるという。
それで、一体何の記録だ?
「オマエ、ニュース見てないの? マ●●ーベーションの記録だよ」
…………What ?!
思わず呆然としていたら、「お前も出資する?」 と鼻を摘まれた………
どうやら、今月5日にクラーケンウェルでMasturbate-a-thonなるイベントがあったらしい。その名の通り、自慰の回数と時間を競うイベントのようで、参加者は友人、恋人などをスポンサーにつけて、記録に応じた金額をスポンサーに払ってもらい、それをマリー・ストープスに寄付する、というもの。ステファンは会社の上司にふっかけられ、行く勇気があるなら500ポンド払ってやる、と言われて参加したらしい(勿論この500ポンドは寄付外だ)。
イベントの目的は、望まぬ妊娠や危険な性行為の回避策として、自慰をタブー視せず積極的に活用しよう、というところであるらしい。勿論、スポンサーにはID Lubricant等がついていて、安全に対する教育も含まれている。
……等と色々説かれている間に、結局私もその寄付金の一部負担をすることになってしまった…(汗)
なんだか、結局寄付しているのはステファンではなくて自分だというのが腑に落ちないが、では自分がそんなイベントに参加出来るかと言われたら絶対に出来ないので、負担にならない程度の金額を払う事にする。
アイオロスが聞いたら、きっとまた呆れるだろうが……。
……しかし、それにしても、ロンドンでそのようなイベントを催す必要があるほど若い世代の性生活は乱れているのだろうか??
はい。その通り。
そんなもんで金払ってくるお前は「バカ」です。
本番以外に金払ってどうすんの?(呆)
でもさ、サガは昔からよく募金してるから、今に始まったことじゃないんじゃない?
パブリックの時も、あんまりお金持ってなかったのに、僕らよりよっぽど沢山寄付してたし……。
下らん事に変わりはないが、お前が外の女に引っかかって金を落としてくるよりは、よほどチェトウィンドの使い道の方がましだな。
>アンドリュー
あのな、上記のエセルのは巻き上げられる、もしくはぼったくられる、って状態なわけ。いい年した大人がひっかかるなよ、と言いたい訳だ。
>シュラ
悪いな。引っかかってるんじゃなくて、離して貰えない、の。