呪いのローズマリー

もう何日前だったか、新年明けてからエセルがほくほくとローズマリーの鉢植えを購入して帰って来た。なんでも半額になっていたそうで、それを狙っていたんだとか…。しかも、ただのうさぎへのプレゼントだと言う…。そんなものに何ポンドかけてんだよ…と思うが、嬉しそうにうさぎの前にセットしてにこにこしているので、言葉は飲み込んでおいた。


さて、そんなこんなで、今日。
(昨日は酷い嵐だった10人死んだと言っていた)
エセルが交通機関のあおりをくらって帰宅が遅くなっていた。なので、えせると茶物体のトイレの掃除をし、ついでに食事を与えてゴミもまとめて、風呂まで掃除し、夕飯まで作った。所にエセルが帰宅し、上着を脱ぎ、リビングでえせるに挨拶をしていたと思ったら、素っ頓狂な声を出した。
いわく、ローズマリーが死んでいる、と。
植物に、死んでいるという動詞が当てはまるのかどうか、俺は知らないが、まあ、抱えて台所に来たエセルの話を聞いてみると、確かにローズマリーの尖った葉が全て茶色になっている。
はて?
一体いつ枯れたんだ?さっきまでは緑だったと思ったが?

「呪いのローズマリー」への7件のフィードバック

  1. サガ・エセルバート・シュローズベリ より: 返信

    君がこの寒風に当てたからじゃないのか?(涙)
    根元の方に、少しだけ若芽が生き残っている……春まで持ちこたえてくれれば……
    去年は水のやり過ぎで枯れ、今年こそは、と思っていたのに!
    (枯れた葉は乾燥させて、料理に使おう…)

  2. アイオロス・ヴィンセント・エインズワース より: 返信

    俺は掃除ついでに部屋の空気を入れ替えただけだ。
    草ごときで泣くな。

  3. サガ・エセルバート・シュローズベリ より: 返信

    そんな事を言われても……
    君だって、薔薇が病気になったら大変な騒ぎじゃないか。
    それに、ローズマリーは肉料理によく使うんだ。君の大好きな。
    今調べてみたら、寒さにも0度くらいまでは耐えるらしいので、どうも冷気のせいではなさそうだね。
    少し幹が緑に変色しているから、もしかしたら、もとから弱っていたのかも知れない。混んでいる枝は全部おとしたから風通しもよくなったし、なんとか生き延びて欲しいものだ。
    ウサギ達も気に入っていたようだけれど、生き残りの葉は数えるほどしかないから、もう彼等にはあげられないね。

  4. アイオロス・ヴィンセント・エインズワース より: 返信

    おまっ……!!
    バラのえせるとそんなハリボテの緑の草なんか一緒にするなっ!(怒)
    俺は肉料理に草なんか要らんし、第一それなら俺は濡れ衣を着せられたって事だろう! 謝罪はどうした!

  5. サガ・エセルバート・シュローズベリ より: 返信

    ローズマリーも可愛らしい小さな青い花をつけるそうだよ?
    それに、草じゃなくて、ハーブ。
    濡れ衣は……
    君もいつも、私についてある事ない事吹聴して回っているようだからね(笑)。
    お互いさま、ということにさせてもらおう。

  6. アイオロス・ヴィンセント・エインズワース より: 返信

    一体いつ俺が無い事を吹聴して回ってる?! ある事しか言ってないだろう! まったくもって全てが濡れ衣だ!
    笑ってないで、とっとと寝るぞ!
    起きてると光熱費が無駄だ。

  7. サガ・エセルバート・シュローズベリ より: 返信

    光熱費って、君が肉料理を要求する回数を減らしてくれたら、そっちの方がよほど節約に………
    えっ?! ちょっと待って! まだシャワー浴びてない!!
    それ以前に、まだ食事が……!!!

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