今朝(と言っても正午近く)に結局強制給餌を行う。
昨晩、ペレットを3g食したが、日に日に糞は小さくなり、現在は4ミリビーズ程の大きさ。
エセルは今日は大学を欠勤して文献漁りに没頭している。
菜っ葉を一枝食べたり、牧草が、針のように細い茎だけを食べていたのが葉っぱの部分を食べるようになったりと、少しずつ食欲は出始めているのだろうが、如何せん絶対量が足りない。
強制的に押し込んだものは消化しない、という事も迷う要因の一つだが、シリンジ二本分20mlを押し込む。茶チビの眼には涙が浮かんでいたがどうしようも無い。
その後、明日薬の件で相談したいと電話を掛けた所、PCRの結果が出たという事で報告を聞く。
結果は、陽性だった。
一体何処で感染したのか、はじめからキャリアだったのか、考えても要因は分からない。
が、これで明日は本格的にこれからの治療法を相談し立てていかなくてはならない。
また、今居るえせるとその子供の感染の有無、予防なども考えなくてはいけない。
さて、ここでちょっとした騒動が起こった。眼を放した隙に、茶チビは窓際に置いてあるカーペット芯を利用して作ったトンネルに逃げ込んでいて、暫く見つからなくてエセルが蒼白になる。
夜、今日一日尿をしていない、という事で観察。
自分でトイレと決めた場所に行っては、少し土を掘る真似をして尻を突き出すが、一滴も出ない。これを何度も与太付きながら、隠れ家に戻ってはまた出てきてと繰り返す。
結果が陽性だった事と、Albendazoleの事も少し了解できたので、投薬を開始しようという事になった。その矢先、また尿の為に出てきた茶チビが、パッと振り返って何かを食べ始めた。
盲腸糞だ。
なるほど、直接口に着けて食べられないので少し出してはそれを食べに戻る。
で、抱き上げて強制給餌の体制をとろうとしたときに、それは見えた。
肛門にべったりとくっ付いた糞だ。
キッチンタオルにたっぷりの湯を含ませて取ろうとするが、粘土のようでまったく取れない。
結局指で大分を取るも、毛にくっ付いてしまっている。
これを何とか時間をかけて取る。
そして、AlbedazoleとCisaprideを飲ませる。量としては、0.26mlと0.3mlなので一気に終わる。その後、バナナを差し出すとよくがっついたが、輪切りにして1cmから1.2cmほどの体積を食すに留まる。
その後、えせるが愉気してみると、盲腸部分が張っているとの事。愉気を続けるとまた糞をした。もしやと思い注意してみると、また尻に糞の塊をつけている。再度嫌がるのを抱き上げて糞を摘んで除去する。まるでタールのような糞。
隠れ家に逃げ帰ったのを愉気していると、今度は左の背中が変な具合との事。
エセルいわく、窓際のトンネルの中に居た間に冷えたのではないか、との事。
我が家は湿気のため他のウサギも少々元気が見えないので、本日から冷房を入れた。
6月からは家賃も値上がりするが…。
まあ、なんとかなるか。