○シャコンヌ・オペラ座の怪人

先日完売したオフセット本から。
うちのサークルでは珍しい聖闘士ものですが、なにしろ、シャコンヌの方は既に20年前(!)の作品とあって、もう恥ずかしいの通り越して自分の作品のような気がしません(苦笑)
オペラ座の怪人の方は、もうちょっと後なので、まだマシなんですが…(汗)
しかし、なにしろうちのサークルの本ですから、聖闘士設定でも、しっかり音楽ネタです(笑)
以下、pdfでどうぞ。


○シャコンヌ・オペラ座の怪人 (pdf, 1.9MB)
実は、この「シャコンヌ」の方は、当時よく合同誌を一緒に作っていた氷鏡ルーナさんの短編マンガの設定を借りています。
サークルを始めたころは、私もそれなりに聖闘士設定ものを書いていたのですが、結局それらの全てがまともに形になっていないので、こうして人様の設定を借りたものだけが長く残ってしまいました。
オペラ座の怪人の方は、ガストン・ルルーの原作と、劇団四季のミュージカルの同時パロともいうべきもので、話の中にミュージカルの歌詞がちりばめられています。
当時、オペラ座の怪人人気で、ミロカミュジャンルでもこれをもとにしたパロディが結構ありました。
が、ほとんどがラウル=ミロ、怪人=サガ、クリスティーヌ=カミュといった配役だったのですね。
私も、ミュージカルだけ見ていたらそうだと思っていたのですが、原作を読んで、この怪人のぶっとび具合はむしろミロだろう! と思い直しました(笑)
従って、怪人=ミロです。ラウルは、ラウルです(笑)
ミロって、やっぱりキレた天才、ってイメージがあるんだよな(笑)。
昔の作品をわざわざ晒す必要があるか、というと、はっきりいってないのですが、稚拙とはいえ、当時あの年齢でなければ書けなかったものもあり、そういう意味で否定はしたくないな、と思っています。
(だったら、書き直せばいいだろう、って話もあるんですが(汗)そこまでの根性はない)
当時に比べると、同人作家さんのレベルも格段に上がりましたよね。
皆絵もうまくなっているし、文章も上手くなっている。
当時の自分の心境を思い出すと、「まあ、同人のレベルだし」とどこかで思っていて、プロの作家のような文章が書けないのは当たり前と最初から諦めていました。
実際、同人コミュニティ自体が、そういう空気だったと思います。
それが、いつからか、そういう甘えが許されないような空気になってしまって(笑)
今は「同人だから」と手を抜くことはしていないつもり(勿論、だからといってプロのクオリティに届いているわけでは決してない)ですが、その分更に遅筆になりました……<言い訳。。
しかし、何故今このタイミングで古いものを漁っているかというと、実は昔のファイルはPageMaker6.5で作られており、これが開けるのは今のご老体PowerBookG4 (MacOSX10.4)が生きているうちだけだ、ということに気づいたからです(笑)
最近のMacはもうClassic走りませんからね!
そして、なにげに、私のPowerBookG4 12inchにはPageMaker6.5, PageMaker7.0, InDesign2.0, InDesignCS3, InDesignCS4がインストールされている……我ながらすごいわ、このマシン(笑)
(しかもちゃんと正規版! ふた昔前の貧乏学生が、よく当時10万近くしたPageMakerを買ったもんだ。)
というわけで、ファイルが残っているものに関しては、またぼちぼちwebに上げていこうと思います。
よろしければ、おつきあい下さい。