…いや、もう…言葉もないよ…
個人の技術はホント宝石みたいなのに…チームとして何故かまとまれなかった…っていうか、体が重かったなぁ(涙)
アメリカ人はサッカー選手っていうより、なんかプロレスラーみたいだし、走る姿は装甲車だし、ヘディングではほとんど競り負けていた。
加えてあのラフプレー。何かサッカーをアメフトと勘違いしてない?(汗)
後半、オフサイドになって取り消されたもののあの一点には心底肝が冷えた。
オフサイドと言えば、このゲームでイタリアは11のオフサイドを取られた。アメリカは先に書いた一つだけ。
あんまり言いたくないけど、アメリカ、ちょっと鈍くない? ていうか、それが作戦だったら本当に頭くるけどね。オフサイドに悉く切り込むようなイタリアのプレーはストップを掛けられた。これって、相手が鈍重だったら手も足も出ないって事じゃないか。
後半戦の後半、FWの面々もそれを気にして攻めきれないで居た様だった。
ああ、本当に…悪夢としか思えない…。
悪いけど、ちょっとアメリカには本気でグループリーグの突破はご遠慮して頂きたい気分だ。
おう、愁傷だったな、ミロ。
まあ、俺はアメリカに友達もいるから、実はさっさと一次敗退って結果よりは面白かったんだけど…
オフサイドについてはさ、連中体重いからイタリアの小回りについていけないんだよ、きっと。第一、サッカーってアメリカじゃほとんど無視されてるし。たしかにアメフトに近い雰囲気だったな。
しかし、お前、こんな時でも上品なのな…
って、漸く思い出したんだが、実はお前ってお貴族様なんだよな?! もとは。
やっぱり俺達とは育ちがちがうのかね。なあ、カミュ?
うーん、いろんな意味でミロは我々とは違うと思うが。
爵位放棄したとはいえ、伯父上はまだ北イングランドに土地を持ってるし、母上もイタリアの古い家柄の出身だ。羊にまみれてると、あまりそういう感じはしないけれどね。
そういう意味では、サガ先輩と共通のおっとりした雰囲気を感じるな。
あのさ…慰めてくれるならまだしも…上品って…。
「君達」がパブリックで散々人に短気は損気とか言って頭叩いてたと思うんだけど? 身長あるのいいことにして。
これでもちゃんと気を付けているんだけど? 不用意な発言をして人を傷つけないように、とか、頭の血管切れそうな時は、その場は黙って去るか、もう口利かないかして瞬間爆発はしないようにしてるし、それでも何か言いたい時には翌日になってからちゃんと自問自答するようにしているし。それなりに口も手も早いと自覚しているから気を付けているんだけど?
汚い言葉もそれなりに知っているけど、使ってもいいの? 使えば使ったで「君達」怒る癖に。
ミロが短気なのは知っているが、それでも真面目でお上品だと言ってるんだよ。
いいじゃないか、ゲームなんだし。少々弾けたって。イタリアに居るんだから、アメリカの悪口言ったって気分を悪くする奴なんか居ないだろう。あまり溜め込むとよくないぞ?
勿論、某先輩のレベルまでエスカレートする必要は全くないが。
あのね…ゲームで済まないから抑えてんの。分かる?
あ……そう。