今まで訳の分からない沈滞が嘘のように、3-0で勝ってしまった…。
イタリア-ウクライナの前に、あのドイツ-アルゼンチンの壮絶な試合を見ていたので、それなりに胃の痛い思いをする事を覚悟していたのだけれど…。ザンブロッタがよく粘り、トニも無理の無いシュートを決め、ブッフォンもけなげに守った。勝ててよかったけれど、これでドイツとやる事になった訳だ…。
PK戦の前に、ドイツチームが円陣を組んで、カーンがしっかりとした表情で何か言っているのを見てちょっと胸が痛んだ。今大会、騒ぐだけ騒がれ、いがみ合っていたこの二人のGK達は、試合終了後祝福を送り、受け取っていた。今回の試合でドイツは更に結束を強め、一枚岩になった気がする。体力はアメリカ・オーストラリア並みにあるチームだ。今まで、どうも押される事に弱い雰囲気のイタリアが、このドイツを相手にどう戦うか…。今日のクリアな感覚を忘れずに、重厚なドイツの布陣を軽快に鋭く突き進んで言って欲しい…。
それにしても、ブロッタの頭、痛そうだったなぁ…「ゴンッ」って音が聞こえたような気がした…(涙)