近況を考える

カミュの誕生日の訪問が終わって丸一日。カミュの来訪中に、ヴェネツイアではカナバルが始まり、閣議で、同性愛者同士を含む事実婚カップルに一定の法的権利を与える法案が承認された。法案にはこのほか、少なくとも9年間同居すれば、互いの資産を相続する権利を付与することも盛り込まれている。まあ、カトリックのお膝元で、かなり不快を表している人が多いから実際に法律になるかどうかは怪しいけれど。少なくとも、10年前はこんな状況になるとは想像してなかったな。


その他にも、イタリア北部のマントバ近郊で、約6000年前の新石器時代に埋葬されたと推定される遺骨が発掘。それが、抱き合う男女の遺骨ではないかと取りざたされていたりする。まだきちんとした性別は不明だけれど、確かにこんな形の遺骨は珍しい。ビクトル・ユーゴの”The Hunchback of Notre Dame”をふと思い出してしまった。
またさらには、セリエAの暴動事件を受けて、安全基準を満たしていない競技場への観客入場を認めず、当面は昼間のみの試合にするなどの厳しい政令案を承認された。これで無観戦試合が続出。クラブも大打撃だ。
Cape Verdeで殺害された二人のイタリア人女性の事件も徐々に胸の痛む実態が浮かび上がってきている。
色んな事が、たった3日の間に起こっていたんだな…と何となく気が抜ける。

「近況を考える」への2件のフィードバック

  1. ミロ・アーヴィング・フェアファックス より: 返信

    あ、そうだ、カミュ。
    来てくれて有難う。
    (楽器目当てかもしれないとちょっと思った瞬間もあったけど(笑))
    来年は、時間を作ってヴェネツィアのカナバルに行こう…。

  2. カミュ・ルーファス・バーロウ より: 返信

    ……そういえば。
    今年はカルナヴァルでミロに王子の格好をさせよう、という話になっていたのに、すっかり忘れていたな(笑)
    お前の王子スタイルが見たいという人間は(クライアントを含め)結構多いので、来年は是非見せてもらうとしよう。事務所のプロモーションを兼ねて(笑)。

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