元気な生き物達

昨日は、バーロウ宅にてエセルの誕生日会。
イタリア式だかなんだか知らないが、木曜日から台所にこもって大量に料理を作っていた(みんな手持ちで持ってくるから要らない、と言ったのに)。


スレてる赤キツネは、エセルにのみ美味いワインを飲ませ、他の面々には適当なものをあてがって知らん顔を決め込んでいたが、日付が変わり、いい加減皆が酔っ払いになった頃、デスがバーロウに爆弾(さすがに幾らかは堪えただろう)発言を落とし、その意気がすーっと沈下した。
まぁ、いつまでたっても何をやっとるんだか、な奴だがな、ミロも。
人様の事情はほっといて、家路に着くとき、エセルはいやに人懐こく、人恋しげだった。
そして、今日は、エセルのご希望で少し車を走らせた郊外にうさぎ7匹と犬用サークル3組、折り畳み椅子2脚を担いで「うさんぽ」なるものを。
犬などの散歩コースから外れているであろう林に近い草っ原に大きな円と小さな円を一つずつ作る。大きな円には仔うさぎとプチ。小さい方にはえせるとハムに入ってもらい、奴等が隠れられるように枝で簡単にテントの骨組みを作り持参した布を被せる。
奴等はくるくるとよく走り、跳ね、草を食べていた。
結論。
昼間に子供を遊ばせると夜が静かだ、という事がしみじみ分かる。
帰宅後、最近すっかり脚力のついた仔うさぎたちが数十分おきに脱走を図ったり、追いかけっこをしてサークルの中のものをガラガラと蹴飛ばして動きまわる時間になっても、奴等は床にまかれた襟巻きのように伸び、惰眠を貪っていた。
どおりでリアとオレ、いつも週末になると親父ごと母親から追い出されていたはずだ。(苦笑)
(当時はシカゴに居たのに、車で数時間走ってウィスコンシンのマディソンまで、ブラッツフェスタだ、馬のショーだと行ったもんだ)
さて、エセルもこの小さな全身から生命力が漲り溢れている動物たちにならって、いい加減腹を括ってパブリックの頃から引き摺っている問題を処理して欲しいもんだ。

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