コンサート開始です(笑)

一体、補足を何処に書けばいいんだ!!というわけで、久々にBBS(になってないけど)への投稿にしてみました。
ホントに、著作権法が許してくれれば皆様にお聞かせしたい音源は沢山あるのですが、現状、残念ながら抜け道はなさそうです(T▽T)
というわけで、本日1日だけのUpですから、皆様お楽しみ下さいませ :)
そして、出来れば、お気に召したらアルバム買って下さいね(^^;;) 演奏家の皆様の糧ですから。。。
iTunesストアでも、1曲単位0.99ドルで買えます♪
(日本のストアだと150円ですね。為替考えてもドルで買った方が安いので、国際カード使える人はUSAサイトで買った方がいいかも、、、)


さて、このジャック・ルーシェ・バンドですが、ひたすらクラシック一辺倒のワタクシが唯一ハマっているジャズバンドです。
ジャズと言っても、お聞きの通り、バッハのパロディです(それ以外の作曲家のパロも若干ある)ので、皆様もご存知の旋律が結構出て来るかと思います。
まあ、バッハをパロっているバンドは結構あるわけですが、現在のところ、私の中ではこのジャック・ルーシェ・バンドが断然一位です! 兎に角、アレンジの絶妙さが、もうホントに別格! そして、メンバーが全員メチャクチャ上手い!!!
このバンドは、ピアノ弾きのジャック・ルーシェ、ドラムのアンドレ・アルピノ、そしてベースのバンサン・シャルボンが揃ったころから軌道に乗り始め、世界に一大旋風を巻き起こしました。が、不幸にも、ベースのシャルボンが若くして亡くなり、現在のベースはブノワ・デュノワイエ・ド・セゴンザック(この方、ホンマモンの貴族です)に受け継がれています。
初めて彼等の演奏を耳にしたのは、2000年のミレニアム企画で、世界中から演奏家を集めて、バッハだけで24時間ぶっ通しのコンサートをやったのをBSかなんかで録画したテープでした。もう、一家全員でテレビに齧り付き(笑)。そのへんのクラシックのピアニストより何十倍も大胆で、繊細で、自由なピアノ、控え目だけど猛烈にバランス感覚のよい上品なドラム、超絶技巧と低弦の色気を振りまくベース、ジャズピアノというとぶっ叩くかリズムが甘いか、というワタクシの偏見を一撃で叩き壊してくれました……凄い、凄すぎる。あんなおじいちゃんが弾いているとは思えん!!!(笑)
そんなわけで、英国シリーズでロスがベース、カミュがピアノ、となった時に、私と和海の間で、暗黙の了解で彼等にもコレを弾いて頂こう、という話になりました。残るはドラムですが、ミロ、はもうヴァイオリンだったし(サガも同様)、あの絶対乱れないクールなドラムはやっぱシュラか、ということで決まり。シュラはチェロ弾きで、医者で、ドラムセットを家に持っている、という設定になっています(笑)。
カミュ・バーロウのピアノの音は、ジャック・ルーシェの音のイメージです(勿論、カミュ・ルビエ氏の音は全く違います(笑))。
クラシックも弾くけど、ジャズもできる、クソ真面目なだけじゃない、ちょっと今風なバーロウ氏です(笑)。何しろ他所様では滅多にお目にかかれない押し掛け女房ですから(笑)。このくらい自由奔放でないと。。。
ベースのロスは、文句なし、セゴンザック氏の色気ムンムンの音のイメージ(笑)。コンサート演目の中では、5番目のPreludeだけがセゴンザックですが、他の曲をお聞かせできないのが勿体ないくらいカッコいいです。
勿論、シャルボンの音も好きなのですが、ちょっとこちらは青年っぽいので、むしろミロのイメージです(笑)。特に、6番の「主よ人の望みよ喜びよ」なんぞは、シャルボンの方がかなり清楚で、ピアノもそれにつられてか非常に優しい音色です…ちょっとこれはヤバイってくらい優しいです。もう、ワタクシにはカミュがミロに愛を語っているようにしか聞こえません(死)!!ということで、こういう分担になりました(間違ってもロスサガじゃないな)。シュラはさぞ後ろで砂吐いていることでしょう(笑)
で、これだとバイオリン二人組の出番がないわけですが、たまに彼等は飛び入りでゲストを迎えてやっているようです……なので、ミロとサガはゲスト扱いになりました。ミロはともかく、サガは参加出来てさぞご満悦でしょう(^^)
ジャック・ルーシェ本人は、パリ音楽院に首席で入学したか、奨学生だったか、とにかくものすごく出来る人だったそうです(手元に資料がないので正確なところがわからない〜!)ところが、「卒業して、クラシックの演奏家として食っていくにはプロモーション費用が必要だが、実家は貧乏で金がないから、成功は出来ない」というのを理由に中退。その頃からバーでジャズピアノを弾いていたそうですが、そこでバッハのパロディをやると大変お客に受けがよい、ということで、学生時代からジャズの経験は積んでいました。
ある日、彼のピアノを気に入ったという人の紹介で、レコード会社の面接を受けます。何か弾いてみろというので、いくつかショパンなどを弾いたのですが、あまり色よい返事が貰えず、休憩時間に。いつもの癖で、休憩時間にぽろぽろとバッハのパロディを弾いていたら、プロデューサーが途端に目の色を変え、「それでいこう!」という話になったのだとか。 結果、彼は見事この分野の第一人者となったわけですから、学生時代の読みは当たってたわけですね(^^;;)
ところで、めちゃくちゃ羨ましいことに、和海はジャック・ルーシェ・バンドの2004年東京公演を聴いています…(T▽T)私は出張で聴けなかったんだよう!!! で、サインをもらってきてくれたのですが、ジャック爺さんとアルピノおじさんは女の子の黄色い声にも愛想良く答えていたけど、お貴族セゴンザック氏(一人だけ若い)はにこりともしなかった、と…(汗)このへんの性格はロス兄とは大分違うなあ。。やっぱりお貴族は笑顔を安売りしたりはしないのね(T▽T)
でも、サインにベースがついてて、なかなか可愛いかったっす(笑)
このとき買って来てくれたビデオがあるのですが、それを見ると、ピツィカートの指のあまりの美しさ&色気にくらくらします……ベーシストの指ってのは、松脂でがさがさになってるんじゃないのか?! あのやらしい美しい指は何事!?
さて、こんな駄文を放置しておいたら、ジャック・ルーシェのFanの方が間違って検索でひっかけて大変な事になるんでしょうか(汗)そろそろ、ロボット避けでもつけるかな〜。。
ではでは、もしよろしければ、曲を聴いた感想などをお聞かせいただければ幸いです♪
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