○遥かなる 歌

これは、氷鏡ルーナさんとの合同誌企画第二弾、「クラシックとミロ・カミュを同時にパロる!」をコンセプトにした本からの抜粋です。ちなみに、このときのテーマ曲はタルティーニのヴァイオリン協奏曲ホ短調でした。
この本から、当サークル(祥曲の個人サークル名は「sforzato」です♪)の隠れ受ミロ路線が顕著に……(笑)そして、美味しいところは全てサガがさらっていく傾向も顕著に……(<最初っからやん)


たった二十冊しか作らなかったコピー本ですので、持っている方はお友達の数人だけだと思いますが、とにかく愛だけはやたらつまった本でした。
なにしろコピーですから、遊び紙も、変形ページも自由自在(笑)ルーナさんの漫画の方の表紙は、綺麗な便箋にタイトルをプリントして、その上に鳥の切り紙を被せたという凝りよう!(だから20冊が限度だったのです)いや、楽しかったなあ(笑)。
勿論、表紙にも帯がはいってましたし、しおりもついていました。
ああいう手作りの楽しさは、コピー本でないとできませんね(笑)でも、もう体力がないなあ。。。
内容は、なんというか、これで参謀長まりりん(自他共に認めるミロFanの友人)をゲットしたというか(笑)
画家のミロ、第一弾です。このミロが、当時のミロカミュ(逆カップルではない)としては、あまりにもフツウでないミロだったので、もうちょっと逞しい画家のミロを書いてやろう、と生まれたのが、「光を掴まえた肖像達」のミロだったりします(笑)
この頃、私自身、自分はカミュFanだと信じて疑わなかったのですが、何故かお友達になって下さる方がミロFanばかりで……ええ、当時、カミュFan >>ミロFan (人数比)でしたから、おっかしいなー、と思っていたら、まりりんにはっきり言われました(笑)。
アンタ、だって書いてるものはミロにバリバリ愛がこもってんじゃん!
ええ???! って感じ(笑)。
あの当時は、いや、そんなこと別に意識してないんですけど、、、って思ってましたが、今こうして見返してみると、カミュはホントただのお飾りというか、ステロタイプの美人でまとまっちゃってますが、やっぱりミロの方が圧倒的に存在感ありますね(笑)。
まあ、兎に角古い話なので(汗)アイタタタな部分があるのは相変わらずですが、まあ、青春だな、ということで見逃してやって下さい(苦笑)もう、二度とこんなカラーのものは書けないでしょうから(笑)。
○遥かなる 歌 (1.4MB)
以下、少々ネタバレ。反転してご覧下さい。


ミロが書いた絵ですが、実はモデルがあります。
以前、スペインのプラド美術館を訪ねた時に、階段の遊び場にかかっていた絵です(どうも遊び場に縁が多いな)。
タイトルはスペイン語なので(笑)読めなかったのですが、とにかく、死者の魂を迎えに来る天使の絵でした。
まあ、実はその天使の方はあまり覚えていないのですが、ベッドの上から手を伸ばす人間の方が、ブロンドで巻き毛で、「おお! ミロちゃんじゃないか!!!」と思ったのです(笑)。
その時から、いつかこれはネタに使ってやろう、と(笑)
そういうわけで、実は天使はどうでもよかった、という小ネタでした。。
やっぱ、自分、カミュFanじゃないな(爆)。

コメントを残す