これは、惚れた欲目とかいうのではなく、うちのエセルは結構なんでも人並み以上に良く出来る。
出来ない事は、根が真面目なので人一倍努力してモノにする。
学生時代は、サー・パーフェクトとか呼ばれていたものだ。
が、長い付き合いのうち、どうにも成らない事も一つや二つは見えてくる。得手不得手、というヤツだ。そして、サガ(エセル)の場合はどうやらデジタル・カメラというものらしい。
久しぶりにウサギの郎党引き連れて、郊外の小さな公園へ出かけた。本日のサガ(エセル)の目標は、「可愛らしいアップのうさぎ達」を撮影する事だったらしい。
昨年の7月25日、茶チビが死んでから一年が経つ。あいつは実に変わったウサギで、写真も勢いふざけたものしかなく、写真立てに入れる写真を探すのにサガ(エセル)は大分苦心していた。そんな痛い記憶のせいか、サガ(エセル)はあれから良くうさぎの写真を取るようになった。
が、如何せん、写真の神様に振られ続けている。
本日のサガ(エセル)の成果、その一。
ううーん…エセル、これは満月かな?
これは、木星か? そして、その他、フォトショップ・テキスチャと化していないエセル撮影の写真数点。
一応、エセルの名誉の為に。エセルは、静止物ならそこそこ撮れる。この草なんか綺麗に取れている。
うちのデジカメは、型落ち商品を安値で購入したものだ。今はレンズがずれて自動的に右下の端に丸く黒い影が映るようになっている。が、腐っても世界の●ニカ●ノルタ。このくらいの接写は出来る。念のため。
ちなみに、飼いウサギというのは「穴ウサギ」から発しているそうで、先祖の血が燃え上がるのか、うさぎはトンネルが好きだ。飽きもせず出たり、入ったり、詰まったりを繰り返す。
じょじょにピントが合ってきているエセル撮影の写真。
最後の一枚なんか、ばっちり撮れてるぜ! 尻が♪
ロス!
ひどいじゃないか、もう少し成功した写真だって沢山あるのに……!