すみません新刊落ちました&昨日のご報告

祥曲です。
すみません!新刊落ちてしまいましたm(__)m
当日、楽しみにいらして下さった方、本当に申し訳ございません!
……てか、カミュの呪い絶好調、、、、本当に本でなかったよ……(T▽T)
原稿自体は上がっているので、なるべく早く完成させて通販で対処させていただきたいと思います。
今後どうするか、今週中に相方の下村さんと相談の上、また報告させて頂きます!
また、イベントで当サークルの本をお買い上げ頂いた皆様、本当に有り難うございました(^^)!
シリーズの刊行止まってるし(汗)うちの本は決して手を出し易くはないと思うのですが、ほんとその皆様の勇気に助けられておりますm(__)m 今後ともどうぞよろしく〜!
さて、イベント間に合わずかなり傷心だったのですが、売り子さんに買っておいてもらった本沢山と、昨日私の我侭に付き合って下さったひろめーる団の霧ヶ峰さんのお陰で、本当に一気に浮上しました!
やっぱり、人様の描かれたものを拝見しないと、心にイグニッション起こらないというか(笑)
またやるぞーって気になりました!
また、自分のエロはあまりにもまだレベル低過ぎ、というのが大変よくわかりました(^^;)
(……ま、英国シリーズのエロは、エロというより現実路線だから、ってのもあるんだけど(汗)資料として色々ホモビデオ見たが、どうもエロい雰囲気は皆無なんだよねえ。。。)
カミュがカミュである限り、どうも一線超えて崩れてくれないんですが、今後は多分師匠が相手の喜ばせ方も伝授してくれるでしょうから、もうちょっとエロくなってくれるかも、と期待(笑)
昨日は霧ヶ峰さんとホテル・ニューオータニでピエール・フェルメのマカロン食って、そのあと紀尾井ホールでジャン・ピエール・ルイサダのピアノコンサートに行きました。
実はマカロンって食べたことがなくて、しかも複数の人から「あれ美味しくないよ」と言われて、これまで試す気も起こらなかったのですが、帰りのANAの中でピエール・フェルメについての特集番組がありまして。それがちょっと面白かったので、食べてみようかな、と思ったのです。


フランスのコルベール商会という、トップブランドだけが加入出来る会があるのですが、フェルメはそこにブランドを立ち上げてからたった15年で加入を許されるという「事件」を起こしたのだとか。
クッキーみたいなマカロンの間にクリームを挟む、というスタイルを作ったのがフェルメだということも知りませんでした。
で、そのお菓子の作り方が、なるほど、たしかにこれは菓子職人というよりデザイナーだな、という感じで面白かったのです。
フェルメは、新しいお菓子を考える時は、紙にイラストを書き、その中の味を全部詳細に説明する、という方法をとります。頭の中で、これとこれが組合わさると、こんな味になる、というのが全部計算出来るんでしょうね。勿論パティシエはそういうことが出来るんだと思いますが、それにしても、色々突飛なんですよ、その組み合わせが。勿論、色にも相当気を配っていて。
で、そのうちの「イスパハン」というお菓子が面白そうだったので、食べてみたいなーと。
フランボワーズ、ライチ、バラの香り、という組み合わせです。
となりの黄色いのは、シトロンのタルト。
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で、これが、激ウマ!!!
ちょっと、想像できないコンビネーションです……というか、フェルメ自身が言うように、ストーリーがあるんですよ、味に。
最初にフランボワーズの味がきて、そのあとにライチ、で最後に薔薇の香りが残る、みたいな。
時間的に味や香りが変わっていくような一口、って、そりゃ、料理漫画とかならよくあるけど、ホントにあるんだー! ってちょっと驚きでした。
以下、何やってるか、分かる人は分かるだろう。。。(笑)
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ガーデンテラスの方に別のプレートがある、というのでそっちも行ってみた。
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どれも美味しかったですが、やっぱり一番芸術的な味なのはイスパハンでしたね〜(^^)
バーロウさんが師匠のフランス演奏旅行で土産に頼むのはやっぱりこれだろう、ってことで(笑)
で、途中地震に驚きつつも、まったり過ごして、さてコンサート、と会場に行ってみると……
人がいない……(汗)<実は私は気づかなかった(汗)
建物の中に入ってみると、ドビュッシーの「月の光」が聞こえる………(大汗)
そこで初めて、開演時間を一時間勘違いしていたことに気づきました(爆)
もう、我ながら、ほんと有り得ねえ!!!!(涙涙涙)
いや、それ以上に、チケット買って付き合ってもらった霧ヶ峰さんに申し訳なさすぎる……(T^T)
結局、前半まるまる聞き逃して(まあ、前半の最後の方はホールの外では聴いてたんだけど、やっぱスピーカー越しじゃねー(TT))後半から聴きました……。
実のところ、私はルイサダのファンというわけではなかったのですが、音が綺麗なフランスのピアニストだというので、一度生の音を聴いてみたかったのです。(勿論資料として(笑))
幸い、席は、2階で手の動きがよく見える位置がとれました。紀尾井ホールはいいホールなので、そこでも十分いい音で聴けます。
色々、大変勉強になりました。確かに、音色に対する拘りとコントロールは凄かったです。
ルイサダはショパンが有名ですが、個人的には、ドビュッシーの方が好みでした。
一音一音の音色をどう表現したいのか、幸い手が見える位置だったので、それが音を出す前に分かるのです。で、ちゃんとそういう音が出て来る、というか、こっちが想像をはるかに超える複雑なニュアンスの音が出てきたりするわけです。それが大変面白かったし、これだからやっぱり演奏は生で聴かないとダメなんだな、とも思いました。
勿論、ショパンをああいう風に弾くのがどんなに難しいか、というところは大変よく分かりましたので、ショパンで評価が高いというのは当然だと思います。
ただ、後半は前奏曲集がメインの構成で、前奏曲集の中にはそれほど難しくない曲もありますので、数曲私も弾いた事のある曲がありました。
勿論、まともにピアノを弾けもしない自分がこういうことを言うのは烏滸がましすぎる、というのは分かっているのですが、それでも、自分が弾いた曲はそれなりに構成について過去に試行錯誤をしています。その構成の中で、数カ所「あ、これじゃ辻褄が合わない!」と思ってしまった場所がありまして、そういう意味でちょっと引っかかった部分もありました。
勿論、いい意味で期待を裏切られて、これは凄い、と思ったところもそれ以上に沢山ありましたし、全体としてとても完成度が高い演奏会だったと思います(ルイサダは結構体調で崩れることもあるらしいので、ラッキーだった)。
CDを買うか、と言われたら、多分買わないけど、でも生で聴く機会があったら(そしてもうちょっとチケットが安かったら(^^;))多分聴きに行くだろうと思います。。
ルビエ氏やバーロウ君のモデルになりそうなピアニストに行き当たるためには、まだまだ投資が必要な模様です(笑)。ミロには既にホロヴィッツというモデルがいるので、悩むことはないんですけどね(笑)
で、これだけでも大変(私にとっては)有意義な一日だったのですが、霧ヶ峰さんが一冊本をプレゼントしてくれまして、これがまたネタ満載!
ピアニストの脳についての本なんですが……最新の研究についても書かれていて、まさにmemory-シリーズのためにあるような本です(<著者に怒られそう(^^;;))
いやもう、ホント、どうやって探してくるんでしょうね、、こんな本!
(本のタイトルは、これから思いっきりネタにさせていただくので伏せさせていただきますが、知りたい方はメールでお問い合わせ下さい♪)
大変有り難く拝見させていただきながら帰路につきました♪
それから、霧ヶ峰さんにこんなお土産も頂いてしまいました!!!
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箸置きなんですが、何がすごいって、後ろ足で首掻いてるウサギ!!!(>▽<) シッポがきゅっと掻いてる足の方に曲がってるあたりとか、これ作った人、絶対ウサギ飼ってますよ!! ホントにこんな感じだから!!! あーヤバい。どうして日本のグッズってこんなに萌え心をくすぐるのかしら。。。 というわけで、なんかもう霧ヶ峰さんにすっかりオンブにダッコな一日でしたが(汗)この恩は必ず別の形でお返し致します! とここで宣言しておこう(笑) では、午後から遊ぶために仕事をせねば!!

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