Memory of Music (番外編) Intermezzo I

Memory of Musicシリーズ番外編。ミロの過去の話です。
まだカミュに出会っていないので、もっぱらミロとその家族、アイオリアしか出て来ません……(汗)
装丁:A5 コピー 36P 200円


スイス、ルツェルンで母一人、子一人で暮らしてきたミロは、8才の誕生日に父親のいるミラノのトスカニーニ家の養子となる。そこで出会ったのは、美しく優しい姉と、ミロに敵意を燃やす双子の兄達だった。母や姉に認められるよう、ピアニストとしての修行に励むミロは、間もなく兄姉を凌ぐ実力をつけ、十才で演奏家としてデビューする。しかし、その影で、ミロの一生を左右する事件の芽が育ちつつあった……。
神童ピアニストとしてもてはやされたミロ・トスカニーニが、ピアノを捨てる決意をするまでの経過を描いた、Memory of Music の番外編第1弾。