Memory of Music (番外編) Intermezzo II

Memory of Musicシリーズ番外編第2弾。今度はカミュの過去の話です。
装丁:A5 コピー 36P 200円


5才でピアニストの母親に捨てられ、大人への信頼を失ってしまったカミュは、とある修道女の手引きでピアノを学び始める。自分は才能ある母を苦しめるだけの存在なのか。自らの存在意義を見いだせないまま、音楽院の詰め込み教育に疲弊したカミュを、深刻なスランプが襲う。その苦境を救ってくれたのは、二才年上の美しい女性ピアニストだった。
無事試練を乗り越え、ピアニストとして演奏活動を始めたカミュに、母が深刻な難病に苦しんでいるという知らせが届く。今度こそ母を助けたいと、カミュは骨髄の提供を申し出るが……。
カミュの弟子イリヤと若き日のミロに感銘を与えた、カミュの奏でるショパン・ソナタ第2番の録音がどのように生まれたのかを追った、Memory of Music の番外編第2弾。